実験室(1) 多数の実体顕微鏡が配備され、隣接する恒温室(1)~(3)で飼育するダニ類を飼育容器ごと持ち出して作業します。 専用電源に接続された人工気象器群。扉の中は別々の季節。 ナミハダニの世代時間はわずか10日。神になった気分でハダニを進化させる選抜実験。「時計の針は元には戻らない。だが、自らの手で進めることはできる」 BGMを聴きながらいつもの作業。「歌は心を潤してくれる。リリンが生み出した文化の極みだよ」 コンタミ防止のため、実験用具(上)を高温で滅菌。「汚物は消毒だ~」 吐糸を足掛かりにして、天まで続くハダニの通路が出現!「あの塔まで行くんだ」「塔って、ユニオンの塔?」 風分散するために餌植物の先端に集まるハダニ。でも無風の実験室では 「飛べねえダニはただのダニ」 紫外線の照射実験。防護眼鏡等をしないと…「目が~目が~」 実験失敗&仮説崩壊「短けえ夢だったな…」 雑食性カブリダニの餌は凍結花粉。解凍時間を誤ると花粉が吸湿して劣化します。「腐ってやがる。早すぎたんだ」